自分でできる車のメンテナンスを紹介！長く愛車に乗り続けよう！

自分でできるメンテナンスについて

車のメンテナンスといえば、整備工場に持ちこむことだと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。実は、メンテナンスの内容によって自分で取り組めるものも多くあります。ここでは、時間がある時に取り組みたい、自分でできるメンテナンスについてご紹介します。

洗車

洗車は自分で行うメンテナンスの基本中の基本です。汚れやチリなどをきれいに洗い流すことで、車を美しく保てるというだけでなく、傷をつきにくくすることが可能です。基本的には、1ヶ月に1回程度を目安に洗車を行うとよいでしょう。

もしも、海辺をドライブしたという場合には、早めに車に付着した塩分を洗い流すことが大切です。車のボディのサビつきを防げます。

タイヤの空気

タイヤの空気が十分に補充されていない場合には、カーブで安定して走行できなくなったり、燃費が悪くなったりしてしまいます。1ヶ月に1回程度を目安として、空気圧を確認するようにしましょう。空気圧のチェックを行うために必要なポンプを使って自宅で行ったり、ガソリンスタンドやカー用品店でチェックを依頼したりできます。

ウィンドウォッシャー液の補充

ウィンドウォッシャー液とは、フロントガラスを洗浄するために使用される洗剤です。タンクが空になり、前方ウィンドウが汚れてしまうと、視界が確保しづらく大変危険です。ボンネットの中にあるタンクの残量をこまめに確認するようにしましょう。補充する場合には、ウォッシャー液を自分で購入する方法と、ガソリンスタンドで給油の際に有料で補充してもらう方法があります。

エアコンの掃除

エアコンのフィルターには、空気の汚れや花粉などが溜まっていきます。そのまま使用してしまうと、嫌な臭いの原因になったり、空気が循環しづらくなってしまったりする可能性があるのです。フィルターは、グローブボックスやセンターコンソールの裏側に設置してあると思われます。決して難しい作業ではありませんので、少なくとも1年に1回はフィルターの掃除や交換を行いましょう。

冷却水の交換

冷却水とは、エンジンを冷やすために必要なもので、別名クーラントとも呼ばれています。オーバーヒートを防ぐためにも欠かせない大切なものです。基本的には、量が減ったら補充するという方法が一般的です。しかし、たとえ量が十分にあったとしても経年劣化してしまうため、少なくとも2年に1回は交換を行うようにしましょう。エンジンルームに設置されている冷却水のタンクは、キャップにクーラントと書かれているため、間違いがないように補充を行ってください。

定期的に受けておきたい業者のメンテナンス

自分でできるメンテナンスに加えて、定期的にプロの業者によるメンテナンスを受ける必要があります。

定期点検を受けよう

定期点検とは、別名法定点検とも呼ばれていて、自動車を使用する人の義務として定められています。普通車の場合には、12ヶ月点検と、24ヶ月点検というものがあり、24ヶ月点検は車検と同時に行われることが多いようです。万が一この定期点検を受けなかったとしても、何か罰則があるというわけではありませんが、車を安全に使用するためにも、ぜひ点検を受けるようにしましょう。

12ヶ月点検の内容は？

12ヶ月点検では、快適性や安全性をチェックします。たとえば、タイヤがすり減ってはいないか、ホイールボルトにゆるみはないかなどがあげられます。主に安全に大きく関わるブレーキ関連の点検が行われるのです。ブレーキペダルに遊びや隙間がないかどうか、パイプやホースに漏れや損傷がないかどうか、ブレーキパッドが消耗していないかなどが対象です。

点検を行うメリットは？

点検を行うことで、トラブルや不具合を早めに見つけ出し、症状が軽いうちに対応できます。車の劣化を抑えるだけでなく、修理費用を安く済ませることにもつながるでしょう。また、こまめに点検やメンテナンスを行い、記録を残しておくことで、中古車として将来売りに出した際に高めの査定がつきやすくなる傾向にあります。

まとめ