修理できない車は廃車にすべき?愛車に乗り続けるために知っておきたいこと

修理できない車は廃車にすべき?愛車に乗り続けるために知っておきたいこと

大切な愛車が故障してしまった、損傷してしまったという場合には誰もが修理を検討するものです。しかし、場合によっては修理ができないと対応してもらえずに、廃車を勧められてしまうケースもあるでしょう。

ここでは、修理を行うべきかの判断方法や、修理を断られてしまった時の対応策について詳しくご紹介します。

修理できない車は廃車にすべき?

ディーラーや修理工場に修理を依頼したものの、損傷がひどいと修理を受け付けてもらえない場合もあります。ときには、修理ではなく廃車を検討せざるを得ないこともあるでしょう。

たとえば、フレームが歪んでしまったという場合には、廃車を検討する必要があります。フレーム部分というのは、クロスメンバー、サイドメンバー、ラジエータコアサポート、インサイドパネル、ルーフ、ピラー、リアフロアなどを指しています。これらの部分が一度歪んでしまうと、元に戻すことがとても難しい上に、強度の面でも大きな問題が出てくるでしょう。

また、フレームの損傷を放置していると、車が真っ直ぐに走行できなくなってしまう可能性もあり大変危険です。たとえ修理に出したとしても、修理費用が高額になる上に、車の寿命は短くなってしまうため、廃車を検討する必要があるでしょう。

修理を検討すべきケースは?

大きな損傷があったとしても、場合によっては修理を検討したほうがよいケースもあります。たとえば、フレームに損傷がないという場合には、修理を検討してもよいでしょう。また、修理にかけられる予算や、その車への愛着度によっても選択が変わってきます。ここでは、修理を検討すべきケースについて見ていきましょう。

その車に愛着がある

たとえ大きな損傷を受けていたとしても、その車に強い愛着があるという場合には修理を検討するのがおすすめです。とくに、貴重な車であるという場合や、長く乗り続けているお気に入りの車であるという場合には、修理を行う方向で整備工場に相談してみるのがおすすめです。

修理費用が予算内に収まっている

どんなに大切な愛車でも、かけられる予算には限りがあります。そのため、修理にかかる費用を一つの目安として判断の基準にするのもおすすめです。修理費用は、使用する部品や依頼する整備工場によっても大きく異なってきます。いくつかの整備工場に見積もりを依頼し、予算内に収まっている場合には修理を行うのがおすすめです。

新しく購入したばかりの車である

新しく購入したばかりの車である場合には、ぜひ修理を検討するのがおすすめです。とくに、新車で購入したという場合にはメーカーの保証がついているため、それらを利用して修理を行うことができる可能性があります。

修理ができない&不具合がなおらないという場合には?

修理ができないと言われてしまった場合や、修理をしても不具合がなおらなかった場合の対応としては、どういったものがあげられるのでしょうか。ここでは、対応策について見ていきましょう。

修理ができないと言われてしまったら?

修理を依頼したのに、対応ができない、部品を生産していないので修理ができないといわれてしまった場合にはどうすればよいのでしょうか。そういった場合には、インターネットのオークションや中古部品取扱専門店などから自分で部品を探し、別の整備工場に修理を依頼するのがおすすめです。

また自分自身で部品が見つけられない、車に詳しくないという場合にも、別の整備工場へ依頼すればスタッフが必要な部品を見つけてくれたり、特注で注文してもらえたりできる可能性も高まります。ある程度の予算をかけてでも愛車に乗り続けたいという場合には、あきらめずにいくつかの整備工場に相談してみるのがよいでしょう。

修理をしても不具合がなおらなかったら?

修理を行ったのにも関わらず、不具合がなおらないという場合でも、基本的には修理費用を見積もり書に記載されている通りに支払う必要があるでしょう。とはいえ、金額の交渉を行ったり、もう一度修理と点検を依頼したりできる場合も多いため、契約の不履行を主張しよく話し合うことが大切です。

何度も修理を依頼したのに不具合がなおらなかった場合には、買い替えに必要な費用を負担してもらえるケースもあります。これは、全てのケースに当てはまるわけではなく、「全損」と認められた場合のみの対応です。いずれにせよ業者によって対応にも差があるため、見積もりを依頼する時点で、さまざまなケースを想定し、確認しておくのがおすすめです。

まとめ

今回は、大切な愛車が損傷を受けてしまった時の対応方法について、さらに修理できないと言われてしまった時の対応策についてご紹介しました。整備工場の中にも、対応できるトラブルの内容や車種に大きく差があります。一度断られてしまったとしても、対応してもらえる業者を粘り強く探すことで、修理をお願いできる可能性が高まるでしょう。

福岡県糟屋郡にあります「有限会社大山自動車整備工場」では、他社で断られてしまったという車にも数多く対応してきた実績がございます。愛車を手放したくないという方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。